日本泌尿器科学会が2020年に調査をしたところ、国内の約90パーセントもの割合の男性が包茎であることが明らかとなりました。これは陰茎全体が皮で包まれている真性と、亀頭の一部のみが隠れている仮性の2つに分類をされます。どちらも生まれ持った特性であるため、基本的には疾病には分類はされません。アジア人に多い傾向なので治療をすることもなく、そのまま過ごされる方もいらっしゃいます。

しかし、男性のシンボルが小さくなるため、コンプレックスを抱かれる方もまた多い傾向です。その際は包茎手術を実施することで解消をすることができます。ここでは昨今、主流となっている切らずに対応する包茎手術について見ていきましょう。以前は外科的な処置をするのが基本であったため、必ず形成外科や泌尿器科を受診して入院をしないといけませんでした。

約1週間の安静期間も有したため、どなたでも気軽に受けられる処置とはいえなかったものです。ところが1990年代後半になると、アメリカで開発をされた新しい包茎手術が厚労省で承認をされて普及をします。それが切らずに対応するもので、ピーリング薬剤を用いた処置です。これは亀頭や陰茎の皮のみを取り除くことができ、一切痛みを感じないのも魅力になっています。

入院をすることもなく、個人クリニックでも受けられるため一気に包茎手術のハードルは低くなったほどです。処置費用が5万円前後とお安いのもポイントになります。